こんにちは!なみなおです。
こんにちは!ひがしです。
職場の中核としてリーダーのポジションを任され始めた時、初心者リーダーが、どうやってリーダーシップを発揮したらわからないですよね。
もちろん初心者リーダーだけでなく、再編成されたチームのリーダーでもリーダーシップの発揮の仕方に悩むでしょう。
私自身「リーダーシップを発揮してほしい」と上司に言われ、何をしていいかわからず悩みました。先輩や上司の様に指示をするようにしたら、私自身の気持ちも沈み、メンバーの表情も沈んでいたのは嫌な記憶です。
上司や先輩に相談しても「人による」「経験をつむ」といった回答ばかりで悩みました。
そこで、『心理学』『チームビルディング』『コーチング』などの書籍を参考に行動したことで、具体的な対応方法が実践できるようになり、メンバーの表情が明るいチームを作り、リーダーシップを発揮できるようになりました。
この記事を読めば、初心者リーダーがリーダーシップを発揮する具体的な方法5選がわかります。
自然と笑顔があふれるチームが生まれ、働くことが楽しくなるので、ぜひ読んでみて下さい。
リーダーシップを発揮するために必要な行動5選
リーダーシップを発揮できるのは一部の才能ある人だけじゃないんですか?
実際、リーダーシップを発揮してる人を見るとそう思うよね。
実は才能がなくても5つの行動ができればリーダーシップは発揮できるよ!
リーダーシップを発揮できるのは、才能がある人だけではありません。
才能なんてなくても、リーダーシップを発揮するために必要な具体的行動の実践で、あなたはメンバーのことを知り、メンバーはリーダーのあなたに興味を持ち、協力してくれます。
リーダーシップを発揮するために必要な行動は次の5つです。
≪リーダーシップを発揮するために必要な具体的行動5選≫
- 立ち振る舞いを意識する
- 役割を認識する
- 傾聴でメンバーを知る
- やりたいことを導く
- 仕事以外にも注力する
ぜひ、5つの具体的な行動を実践して、働くことを楽しめるチームを構築してください。
立ち居振る舞いを意識する
立ち居振る舞いって、外見とか見た目が大事ってことですか?
そうなんだよ!
私たちは案外『見た目』ってのを気にして生きてるんだよ。
リーダーシップを発揮するために、立ち居振る舞いを意識してください。
なぜなら、私たちはモノの評価や、発言内容を思っている以上に『見た目』で判断しているからです。
私自身「先輩や上司が言ったから」「本(表紙)に書いてあったから」といった情報だけで行動して痛い目にあったことがあります。
『見た目』で判断する理由は心理的なアプローチから実証されています。
【他人から受け取る情報(感情や態度など)の割合】
顔の表情…55%
声の質(高低)、大きさ、テンポ…38%
話す言葉の内容…7%
書籍『漫画版 人は見た目9割』より引用
コミュニケーションにはバーバルコミュニケーション(言葉による伝達)とノンバーバルコミュニケーション(言葉以外の伝達)2つがあります。 話す言葉の内容より、目や耳で伝わる情報の割合の方が大きいということです。
つまり、『見た目』を意識すると、コミュニケーションが円滑に進むようになります。
役割を認識する
役割ってリーダーじゃないんですか?
その通りなんだけど、周囲からはどんなリーダーとして求められてるのかな?
ここに気づくことが「役割を認識する」なんだよ!
リーダーシップを発揮するために役割を認識すると
- 周囲から求められていること
- 自分の変えるべき行動
この2つを察知することができます。
役割とは、あなたがリーダーであることに加えて、性格や関係性なども含んだ、周囲から求められている姿になります。
つまり、周囲から求められている役割を意識するだけで、チームをけん引するべき場所や方法が見えてきます。
さらに、求められている役割を達成しようと、自分の行動も変えることができます。
私たちは、だれしも役割をもって生活していますが、意識をすることは少ないです。 特に家族から「なんでやってくれないの」と指摘を受けるのは、私が家族の中での役割を誤って認識しているからです。
仕事も同じで、役割を意識するだけで情報感度は敏感になり、チームに求められるあなたらしいリーダーシップが発揮できるので役割を意識してみてください。
傾聴でメンバーを知る
傾聴ってよく聞きますけど、やり方ってあるんですか?
細かいやり方はたくさんあるけど、ここではメンバーを知るために傾聴をしよう!
リーダーシップを発揮するために、傾聴でメンバーを知ることを意識してください。
メンバーを知ることは、メンバー守る行動につながり、チームとしての関係性が醸成していくでしょう。
リーダーシップを発揮するために、メンバーのことを知るのは重要です。 些細な変化や、相手の特徴・癖を知っていると、相手に寄り添った行動ができます。 話を聞いていれば「どんな話をしているのか」「話の主軸は誰なのか」といったことに気づくでしょう。
相手を知るために傾聴するコツは『しゃべらない』ことです。
相手の話を引き出すために、日本人の独特なコミュニケーションや、距離感を知ることが、メンバーを知ることにつながります。
ぜひ、雑談からでも良いので傾聴でメンバーを知ることを意識してみてください。
やりたいことを導く
やりたいことなんて、自分でみつけるんですよね?
そうだよ!
ただ、自分一人でやりたいことを見つけるのは難しいから「コーチング」を使って一緒に見つけるんだよ!
リーダーシップを発揮するために、やりたいことを導くコーチングを実践してみてください。
≪コーチングとは≫
「会話」により相手の能力や可能性を引き出し、共に成長、発展していく取り組み
書籍『できる上司は会話が9割』より引用
つまり、コーチングを意識することで、チームメンバーの能力向上につながるアプローチができます。
さらに、コーチングには相手がいますので、話しかける位置や質問の仕方など、具体的なテクニックが必要になります。 相手に寄り添うテクニックは心理的安全性を確保し、心の内にある本音を引き出せるでしょう。
ぜひリーダーのあなたが、コーチングを使って、メンバーのやりたいことを見つける手助けをしてあげてください。
仕事以外にも注力する
仕事ばっかりじゃ大変ですもんね!
体を休ませることは大事だからね!
ここでの仕事以外の意識っていうのは、興味を持たれている=見られているってことなんだよ!
仕事以外を意識すると、リーダーのあなたに対しメンバーが興味を持ってくれます。
チームやメンバー、お互いに興味を持つ関係性は行動をプラスに変えていきます。
リーダーは役割上、どうしても仕事量が多いので、疲れ切った姿を見せてしまうと、チームの士気が下がることにつながります。
解決方法は、趣味を楽しむことです。
趣味をもって楽しんでる姿には、ギャップを与えることができます。 ギャップがあれば自然と会話が生まれ、関係性構築にも寄与していくでしょう。
さらに趣味を通して結果が出せれば『達成能力』の高さを伝えることができ、あなた自身の魅力を伝えられます。
こうした仕事以外の時間に注力する、あなたを知ってもらうことができれば「あの人のために」といった行動につながります。
リーダーこそ仕事以外にも注力して魅力的なリーダーにいてください。
リーダーシップを発揮するための行動が心理的安全性を作る
リーダーシップを発揮するために必要な5つの具体的行動ってなんか「仕事」や「遊び」が入り混じってるんですね。
そうだね!アプローチの違いがあるから心理的安全性が確保されるんだよ!
リーダーシップを発揮するための行動は心理的安全性を構築します。
心理的安全性とは、互いの発言を受け入れ合え、チーム内の意見から、関係が崩れたりすることがない、安心して考えを主張できる状態です。
リーダーシップを発揮する行動は心理的安全性構築に関係するので、リーダーの能力や心理状態が影響することを知っておきましょう。
リーダーシップを発揮するリーダーの能力
リーダーの能力って…
特別なものがあるんですか?
リーダーだから特別な数値があるわけじゃないけど、タイプ分けみたいなモノがあるんだ。
リーダーシップを発揮する、リーダーの能力をPM理論で評価できます。
上司に必要なリーダーシップについて、社会心理学者の三隅二不二氏はPM理論でそのあり方を説明しています。
これはP機能=「目標達成のため部下に働きかけること」と、M機能=「集団の存続のために部下に配慮すること」のバランスから、リーダーシップを分類する理論です。
書籍『マンガでわかる!心理学超入門』より引用
この理論では4つのリーダーシップに分類できます。
【4つのリーダーシップタイプ】
- PM型…目標達成能力、集団維持能力がともに高く、理想的なリーダーシップを発揮
- Pm型…目標達成能力は高いが、集団維持への配慮は低い
- pM型…集団の維持・強化を優先しますが、目標達成はおそろか
- pm型…目標達成能力も、集団維持能力もともに低い
※P機能(パフォーマンス・ファンクション)
M機能(メンテナンス・ファンクション)
P機能、M機能を高めるのが、リーダーシップを発揮するために必要な行動につながります。
…ソリティアやってますね。
そうだね。
昔はモチベーションも高かったんだろうけど、人や仕事が変わるとP機能もM機能も低くなっちゃうんだろうね。
心理状態の安定がリーダーシップを発揮する
心理状態の安定が必要になるんですか?
そうだね。
リーダーやってると苦しいことが多くなるから、自分で心を守ってあげないといけないよ。
心理状態を安定させるために自己承認ができるようになってください。
『承認』は、コーチングをするときに必要なスキルですが、ここではあなた自身をコーチングするために重要なテクニックになります。
私たちは、いつでも完璧なリーダーでいることは困難ですし、結果が出るまでは苦しい期間が続きます。 気持ちが折れてしまうこともあるでしょうが、そんな時、味方になってくれる人がいるとは限りません。
そこで、あなた自身があなたの味方をしてあげてください。
自己承認ができれば、自分自身を受け入れ、自分自身が話を聞いてくれ、自分自身が次の行動を模索してくれます。
心の持ちようといわれる部分を『自己承認』という具体的なテクニックを実践してください。
精神状態の安定が、自分を守り、リーダーシップを発揮し続けられるので試してみてください。
まとめ:リーダーシップを発揮するために必要な行動で理想のリーダーい近づこう
リーダーシップを発揮するために必要な5つの行動があるんですね!
5つの行動は心理的安全な除隊を作るために必要だから、身に付けたいね!
≪リーダーシップを発揮するために必要な行動5選≫
- 立ち居振る舞いを意識する
- 役割を認識する
- 傾聴でメンバーを知る
- やりたいことを導く
- 仕事以外にも注力する
≪心理的安全性を作るためにリーダーに必要な行動≫
- PM理論をもとにリーダーの能力を高める
- 自己承認を行い心理状態を安定させる
才能がなくても、理論を知ってるとできそうなことばかりですね。
そうだね!
むしろ「才能がある」と思ってた人は、話を聞くのが上手いんだろうね。
最後になりますが
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