この記事を読めばわかる事
- 「Yes」を引き出す方法が分かる
- 実は「Yes」を引き出されている
- ゴールを見据えて「Yes」を引き出す
こんにちは。なみなおです。
こんにちは。ひがしです。
「なかなか自分の意見が通らない!」
「遊びに誘っても断られる!」
自分の意見や提案に対し、相手が前向きに動いてくれることは理想的な状態です。
しかし、いざ意見や提案を出しても難色を示されることはあるでしょう。
「それは相手にメリットがないから?」
「それとも私だからダメなのか?」
実は「Yes」と答えづらい質問をしてるからです。
「Yesって答えづらい質問って?」
「質問の仕方でYesを得られるの?」
質問や提案の仕方を工夫するだけで、あなたへ協力してくれる仲間は増えることでしょう。
【「No」と言わせない】「Yes」を引き出す!2つの質問テクニック
この記事を読んでいただけたら
『Yes』を強制的に選ばせて、自分の思い通りに動かすテクニック
こちらを心理学の観点から、理解できるようになっています。
まずは
要件がわからない質問は「Yes」って言いづらい
こちらを回答しているので、読んでみてください。
要件がわからない質問は「Yes」って言いづらい
「いいよ!」って快くやってもらえれば、ものすごい楽なんですけど…
そうだよね。
仕事でも、家庭でも賛同してくれる人が多い方がストレスが少ないよね。
実は、普段の生活で「Yes」といいづらい質問、いいやすい質問どちらも使ってるんだよ!
えっ⁉
いきなりですが「Yes」って言いづらく、言いやすい両方の性質を持つ質問をしてみます。
ずばり
「今ひま?」
…答えにくい質問ですよね。
実は、相手を誘導しやすい質問でもあるんだよ。
「今ひま?」の質問にはどのように答えるでしょうか?
多くの人は「時間空いてるよ!(Yes)」か「予定ある(No)」の2択でしょう。
そして「時間空いてるよ!」という人に対してお願いをします。
例えば「掃除手伝って!」などです。
一度「時間が空いてる」と答えてしまった以上、断るのはバツが悪い。
そう思ってしまうのが人間の心理です。
つまり、要件(掃除の手伝い)を伏せることで誘導が出来ていることがわかります。
逆に、要件が見えないことから、このように答える人もいるでしょう。
「何かあるの?」
これは、自分に空いている時間があるという情報を伏せようとしています。
なぜ、時間が空いている情報を伏せてしまうのか。
それは相手に自分の情報を与えてしまい、誘導されることを避けるためです。
つまり「Yes」といいづらい理由は要件がない事です。
あぁ~
「要件を言え!」と思ってるのは誘導を避けようとしている警戒心が働いているんですね。
- 「Yes」といいづらく、言いやすい質問「今ひま?」
- 一度「Yes」と答えると、断るのはバツが悪い
- 要件を伏せることで、誘導しやすい
- 要件を伏せると警戒し「Yes」が言いづらい
相手が得をする質問は「Yes」って言いやすい
Yesって言いやすい質問の仕方なんてあるんですか?
結論から言うと、相手が選べる質問と「No」といいにくい質問だよ。
相手が選べる質問とは「今ひま?」と同じです。
これは「暇」か「暇じゃない。」を相手が選択できます。
次にNoと言いづらい質問です。
例えば「健康でいたいですよね。」などです。
もちろん人によっては
「私には関係ありません。」
このように答える方もいると思いますが、大多数の方は
「まぁそうですね。」
このように同意(Yes)してしまいます。
つまり多くの方が「Yes」と答える質問を投げかけることが重要です。
まぁ「健康は大切ですよね。」なんて言われたら「Yes」って応えちゃいますよね。
「今ひま?」も自分の都合や、相手との関係性で応えやすい質問になるよね。
- 相手が選べる質問
- 「No」といいづらい質問
どちらもYesの選択で、強制的に相手に選ばせる
いざ、相手に選ばせる質問と言われても難しと思います。
ココでは服を買う時のことを思い出してみましょう。
あなたが服を買いに行くとき、店員さんからこのような言葉をかけられることはないでしょうか。
「よろしければご試着してくださいね。」
この質問には「試着する(Yes)」と「試着しない(No)」の2択を選択できます。
そして、「試着してください」このレベルの質問は「Yes」も「No」もどちらも応えられますので、店員さんとしては服の購入を促す質問には遠い状態です。
では
「Tシャツとワイシャツどちらをお探しでしょうか?」
この質問に対して「Tシャツ(Yes)」「Yシャツ(Yes)」どちらかを答える人がほとんどです。
なぜなら、どちらかを選ぶ、選択式の質問で答えやすいからです。
さらに、この質問はあなたの本当の願望を知ろうとしている質問なのです。
上記のようにTシャツorYシャツの2択で答えることはもちろん
「今日はアウターを見に来てまして。」
このように欲しいものを聞き出す質問にもなるのです。
ここで大切なことは
ほとんどの人がどちらもYesの選択式の質問ならどちらかを答えてしまう。
このような心理が働くということです。
本来であれば「いえ、どちらも興味ないです(No)」といった選択もとれるはずなのに、2択の中から答えてしまう。
これが、どちらかを強制的に相手に選ばせる質問という事です。
「どっちがいいですか?」の質問はどっちか答えますね。
- 選択式の質問は、ほとんどの人がどちらかを答える
- 選択式の質問は「どっちがいいですか?」
大切なことを認識させる質問は「No」と言いづらい
「No」と言いづらい質問って難しくないですか?
ひがし
「モテないよりモテたいですよね?」
「住む場所は大切ですよね?」
「人付き合いは大切にしないといけないですよね?」
「大切な人には気持ちを伝えないといけないですよね?」
うぅ~…
全部「Yes」です。
いざ「No」といいづらい質問といっても難しさを感じます。
まずは、あなたが思う大切なことを整理してみてください。
家族は大切
友達は大切
お金は大切
健康は大切
見た目は大切
言われてみれば全部『大切』ですよね。
もちろん人それぞれの価値観ではありますが「No」と答える人はまれでしょう。
そこで
「友達と過ごす時間って大切じゃないですか?」
このような質問をすることで「Yes」が引き出せるということです。
逆説的にいえば「No」と言いづらい質問になっています。
つまり、大切なことは「No」と言いづらいことがわかります。
あなたにとって『大切』なことは、あなただけの価値観ではないはずです。
共感できる人が必ずいます。
あなたの大切なことを軸に、共感を得ることで「Yes」を引き出し、助け合いながら一緒に進みたい方向へ向かっていければ「自分の意見」が「チームの意見」へと昇華するはずですよ。
『大切』なことは人それぞれだけど、共感してもらえる仲間と過ごしていきたいですよね。
- 大切なことを整理
- 『大切』なことに共感してもらえる人から「イエス」を引き出す
質問にはゴールがある
「Yes」を引き出す方法って実際にあるんですね。
さて、質問から「Yes」を引き出して、どうしたいんだっけ?
どうって?
質問にゴールを持つことで、本当の意味で誘導が出来るんだよ!
この記事の冒頭
「なかなか自分の意見が通らない!」
「遊びに誘っても断られる!」
といった悩みは、質問の仕方で解決でき、本来の目的である
「自分の意見が通る」
「友人との遊びの約束が取り付けられる」
このような目的を達成することができたでしょうか。
この目的を達成するために質問が出来ると、相手を誘導でき、自分のやりたいことを進められます。
相手に選択させる。
「No」といいづらい質問をする。
こちらは、相手にとっても自分の意見が反映された行動として、前向きになってくれるでしょう。
では具体例として
「なかなか自分の意見が通らない」には
「AとBの意見がありますが、どちらがよろしいでしょうか。」
このような相手に選ばせる質問や
「何も変化を起こさない、この状況では何も変わりませんよね。」
「そうだな…。(Yes)」
このような「No」といいづらい質問をしたあとに、追加で自分の意見を聞いてもらうことで、自分の意見を聞いてもらえる状態になり、「自分の意見を通す」目的達成にぐっと近づいてきます。
「遊びに誘っても断られる!」には
「昼と夜どっちが時間空いてる」
このように相手に時間帯を選ばせる質問や
「何もすることがない休日ってもったいないよね。」
「せっかくの休日だしね。(Yes)」
このように「No」といいづらい質問をして遊びに誘う事につなげていきます。
…誘導してますね。
そりゃ、遊びたいから質問する方も必死だよ!
- 相手を誘導でき、自分のやりたいことを進める
- 相手にとっても自分の意見が反映されるから前向きになれる
質問されたら警戒も必要
注意しないといけないことは、質問されたときに相手は何を求めているかを考えないといけないよね。
これまで「Yes」を引き出す質問の仕方を説明してきましたが、相手からの質問に対して警戒が必要なことも説明していきます。
例えばアパレルショップで
「ロングコートと、ハーフコートどちらがお好みですか?」
この質問にはコートを買ってもらうといった目的があります。
もともとコートを買う予定があるなら問題ないでしょうが、そうでない場合は余分の出費になります。
次に、家の購入です。
「価格が安い方が家計には優しいですが、家族の安全を考えたら耐震性は大切ですよね。」
この質問には、オプションを付与してもらいたいといった目的があります。
まさに「No」といいづらい質問なので、耐震強化の方向で家づくりは進んでいくでしょう。
これも、もともと予定があるなら問題ありませんが、余分なオプションを付けてしまい出費が増えてしまいます。
このように相手からの質問は余分な出費や、労力を使ってしまうことになります。
しかし、相手もあなたを陥れようとしてるわけではないのでしっかり聞いて判断することが必要です。
自分の意見を持たないと流されてしまいますね。
流されて決めるのは日本人の特徴でもあるしね。
※日本人の特徴については、下記記事をご参照ください。
- 相手からの質問に対しては警戒が必要
- 余分な出費や、労力を使ってしまう恐れ
- 陥れようとしているわけではない
まとめ:上手に質問してやりたいことを進めよう
「Yes」と答えてもらうために、選択させる質問と「No」といいづらい質問があるんですね。
質問にはゴールがあるから、ゴールにたどり着くように質問しないとね。
逆に、質問されたときは警戒が必要だね。
【 「Yes」を引き出す方法がわかる 】
- 選択式の質問…どちらかを選んでもらう方法
- 「No」と言いづらい質問…大切なものを軸にする方法
【 実は「Yes」を引き出されている 】
- 質問をされているときは警戒する必要がある
- 決してあなたを陥れようとしているわけではない
【 ゴールを見据えて「Yes」を引き出す 】
- したいこと、やりたいことといったゴールを明確にする
- 何かをしてほしいなら選択式の質問
- 契約がゴールなら、相手のプラスを提示して「No」と言いづらい質問
質問って…
怖いですね。
警戒したり、意識しすぎると疲れるよね。
だから、質問するときも、されたときも一呼吸おいて、相手の立場に立つことで気づけることがたくさんあると思うよ。
最後になりますが
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