この記事を読めばわかる事
≪自分のことばかり話す人は≫
- 返答は不要
- 支配的な欲求がある
- 精神的な不安を感じている
こんにちは。なみなおです。
こんにちは。ひがしです。
話が長い人。
内容のない話を続ける人。
男性でも、女性でも、このような人に会ったことはありませんか。
私は「結論はなに?」とよく言われるタイプです。
では、このように『長い話』『内容がない話』にはどのように対応すればよいのでしょうか。
「話をまとめていって、論理的に話し合う」
「相槌打って話を聞いておく」
このようなパターンで対応されることが多いでしょう。
ですが、この『話が長い人』『内容のない話を続ける人』は本当のところ、何を求めているんでしょう。
実は、あなたに興味があるんです。
さらに、自分と同じくらい興味を持ってほしいと思っているんです。
【心に寄り添う】『自分のことばかり話す人』が求めている3つの事
この記事を読んでいただけたら
『自分のことばかり話をする人』の欲求と心の距離を近づける対応方法
こちらが心理学の観点から、理解できるようになっています。
まずは
話をすることで喜びを感じたい
こちらを解説しているので、読んでみてください。
話をすることで喜びを感じたい
あれ何なんですか。
ずっと自分のこと話すの。
男女で見解が違ったりするよね。
男性は会話の内容に目的があって、女性は会話自体が目的になるみたいな。
2人で遊んでも、グループで遊んでても、自分のことばかり話す人は多くいます。
例えば
「昨日買い物に行こうとして、車に乗ったんだけど、家の扉の鍵を閉めたか急に不安になったんだ。で、多分無意識のうちに閉めたんだけど、気になったら確かめないといけないじゃん。だから、また玄関まで戻ってみたんだ。やっぱり家の扉の鍵はしまってたんだよ。この前も同じようなことがあったんだけど、その時はもう遊びに行ってる時で…」
もう充分わかりました。
家のカギを閉め忘れた話ですね。
もちろん沈黙を避けるため、話し出した結果自分のことばかり話すこともあるでしょう。
ですが、このような話を続けてしまう人は、聞いてもらえることに喜びを感じ、自分の行動や、悩み、心の動きなど全てのことを描写して話し出します。
つまり、会話の中の『悩み』や『不安』を解決しなくていいのです。
返答が欲しいわけではないんです。
- 話を聞いてもらえることに喜びを感じている
- 『悩み』や『不安』を解決したり、返答が欲しいわけではない
本当に欲しいのは、自分と同じだけの興味
話が長い人の話は黙って聞くようにしてますけど、やっぱり話を聞いてほしいだけ?
もちろん話を聞いてもらえることに喜びを感じています。
それ以上に求めていることがあるんです。
それは、自分と同じくらい興味を持ってほしいという気持ちなんだよ!
自分のことばかり話す人は、話を聞いてもらえてうれしい。と感じています。
そして
「話を聞いてくれるという事は、自分に興味を持ってもらえている。」
という思考になっています。
つまり
「相手が自分と同じくらい、自分に興味を持っている。」という事を固く信じています。
この『相手も自分と同じ』という前提で考えたり、何かを行う行動を心理学用語で『投影』といいます。
…カギを閉め忘れた話だけで?
「私に興味を持ってくれている。」それを固く信じているという事は、言い換えを逆にすると「興味を持って!」というメッセージになります。
更に「興味を持って!」という心理状態にある関係なので、期待していた反応と違うと
「なんで、話を聞いてくれないの?」
「友達なんだからわかってよ!」
このように相手を押さえつけ、自分の都合のいい方向に動かそうとする発言や、行動が行われます。
つまり、心の中で支配的な気持ちが隠されている可能性があるという事が分かります。
「友達なんだからわかってよ!」は、友達という『役割』に求めている部分もあるよね。
※友達という『役割』については下記記事をご参照ください
- 相手も自分と同じくらい興味を持っていることを固く信じている
- 『相手も自分と同じ』という前提での思考、行動は『投影』という
- 心の中で支配的な気持ちが隠されている可能性がある
本当は不安な気持ちがあふれている。
支配的な気持ち…
やっぱり付き合い方を変えるべきなの?
もし付き合い方に自分が負担を感じるなら距離を置く必要があるよね。
ただ、自分が好意を持って接しているのなら話は別だね。
ぜひ、大切な人が不安な気持ちがあふれていることを察っすることができるといいね!
自分の話をする。
そして、興味を持って話を聞いてくれる。
このような人に対して、安心感や心の距離が近づいたと感じることでしょう。
そして、この経験は非常に心が豊かになる経験です。
逆に言えば、この心の豊かさを求めているときは、精神的に不安定な状態といえます。
「興味を持ってほしい。」
「理解してもらいたい。」
まさに、精神面の不安があふれている状態です。
大切な人の精神面が疲弊している。
こんな時こそ話を聞いてあげられるあなたは精神面が安定している状態といえます。
精神面の安定。
心に余裕がない時は話を聞くのも苦労しますしね。
人の話を聞いてあげられる精神状態なら、相手の心を満たすことができますが、自分の精神状態がツラいと感じているときは距離を置いてください。
なぜなら、話を聞くことで相手の心が満たされる関係になっているのですから、話が聞けない状態では互いにぶつかり合ってしまう関係になってしまうからです。
つまり
自身の精神状態が不安定な時は、距離をとることが相手の為になります。
大切な人が支配的な欲求を満たそうとするタイプでも焦る必要はありません。
話を根気よく聞くことで、大切な人が本当に求めている心の充足を担うことができるでしょう。
相手の不安を解消するためにも、自身の精神面も大切にしてあげてください。
大切な人の不安を解消するために、自分の精神面を大切にするのか…。
- 興味を持って聞いてくれる人に、安心感や心の距離が近づいたことを感じる
- 「興味を持ってほしい」は精神面の不安があふれている状態
- 自身が追い込まれているときは、距離をとることが相手の為
- 相手の不安を解消するために、自身の精神面を大切にする
まとめ:自分のことばかり話す人の本当の気持ちを知って、お互いの心を満たしあえる関係を築こう!
自分のことばかり話す人は「興味を持ってほしい。」という欲求と、不安があふれてるんですね。
「興味を持ってもらえる。」と感じると
「自分と同じくらい興味を持っている」
「それなら、興味をもっと持って」
という支配的な気持ちが隠されてるんだったね。
【 返答は不要 】
- 話を聞いてもらえることに喜びを感じている
- 『悩み』を解決したり、返答が欲しいわけではない
【 支配的な欲求がある 】
- 相手も自分と同じくらい興味を持っていることを固く信じている
- 『相手も自分と同じ』という前提での思考、行動は『投影』という心理効果
- 心の中で支配的な気持ちが隠されている可能性がある
【 精神的な不安を感じている 】
- 「興味を持ってほしい」は精神的な不安の表れ
- 話を聞くのが難しい精神状態なら距離を置くことが相手のため
- 大切な人の不安を解消するために、自分の精神面を大切にする
自分のことばかり話す人に対しては、とりあえず黙って聞いていればいいと思ってました。
もちろん話を聞くだけでも相手の不安を解消できるよね。
でも自分のことも大切にしてあげないと疲れちゃうよ。
どうすればいいんですか?
『自分のために』『相手のために』を両立するためにコーチングのテクニックが生きてくるよ!
※コーチングのテクニックについては下記記事をご参照ください
最後になりますが
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