こんにちは!なみなおです。
こんにちは!ひがしです。
- リーダーって何をすればいいの
- 良いリーダーって具体的に何ができるの
- メンバーのためにいいリーダーになりたい
職場の中核としてリーダーのポジションをまかされると、メンバーとの接し方に悩みますよね。
私自身「リーダー任されたけど何をしたらいいんだろう。」と悩み、求められていることがわからず悶々としていました。
そこで、『心理学』『チームビルディング』『コーチング』などの書籍や、実体験を通じて良いリーダーの条件を満たすことで、メンバーとの理解を深めながらリーダーシップを発揮できるようになりました。
この記事を読めば、初心者リーダーが知っておくべき良いリーダーの条件を満たす9つの能力と、具体的な行動がわかります。
良いリーダーの条件が理解できれば、コミュニケーションも変わり、自然と協力的なチームが生まれ、働くことが楽しくなりますよ。
良いリーダーが実践する9つの能力
良いリーダーなんて一部の才能ある人が持ってる能力ですよね…
そう思ってしまいますよね。
ただ、良いリーダーって決まった能力を淡々と伸ばしていくだけで近づけるんだよ。
「良いリーダー」になりたいと思う反面、良いリーダーに求められる能力は非常に多いことにはお気づきでしょう。
なぜなら、書籍やYouTubeでは「リーダーの条件」について『3つの条件』や『50のこと』といった様々な数字で紹介されているからです。
そこで、書籍から共通する能力を総括した、良いリーダーが実践する9つの能力紹介します。
≪良いリーダーが実践する9つの能力≫
- 目標設定能力
- 学習能力
- 判断力
- コミュニケーション能力
- 育成能力
- 責任能力
- 行動力
- 統率力
- 寛容性
やっぱり無理ですよ。
総括してもレベルの高い能力が多すぎて…
良いリーダーが実践する9つの能力を聞くと「自分には難しい」と感じるのは、あなただけではありません。 リーダーに任命され、右も左もわからない状態で『目標設定能力』や『統率力』と言われてもピンとこないでしょう。
各能力が「どのように求められ」「どうすれば解決できるか」解説していきます。
無理だと思っても安心して。
各能力が「どのように求められ」「どうすれば解決できるか」解説するね!
良いリーダーはゴールを明確にする
ゴールって仕事の納期ですか?
仕事の納期も重要ですが、その中にある『やりがい』だよ!
良いリーダーはゴールを明確にする『目標設定能力』に長けています。
私たちは仕事の中に『やりがい』を求めます。 しかし「この仕事、期日までにお願い」と頼まれてもやりがいは感じません。 やった先に何があるかもわからず、使われている印象が残ります。
そこで、仕事の先にある『やりがい』を含めて目標を示すことが必要になります。
良いリーダーは相手の中からゴールを見つける
『やりがい』なんて教えてくれないとわからないですよね。
そうだね。
じゃあ『やりがい』を教えてもらおう!
『やりがい』を含めた目標設定は、コーチングを活用しましょう。
『やりがい』を見極めるのは難しいです。
「お客様の笑顔のため」と言われてもピンとこない人いるでしょう。
「そんなこと言われても、接客することもないし」こういった環境では、示した『やりがい』が不満につながります。
コーチングは3つのアプローチで相手の中になる本音を引き出します。
会話を通じてコーチングすることが、目標設定能力の向上につながるから試してみてください。
良いリーダーは『学ぶ』が習慣化している
学ぶ?教えるじゃなくて?
『学ぶ』です!
知ろうと興味を持つ姿に私たちは惹かれるんですよ!
良いリーダーは学習能力が高く『学ぶ』ことを習慣化しています。
職場には、昔の経験に酔って、昔の話ばかりする人もいれば、昔の経験を糧に、新しいことに挑戦する人もいるでしょう。 当然、後者を目指すべきですが、良いリーダーなら、どちらの方からも学ぼうとします。
分け隔てなく接して『学ぶ』ができる人は、良好な人間関係も築けます。
メモは『学ぶ』を伝える
学んでる姿は恥ずかしいから見られたくないです…
その気持ちはわかりますが、ちょっともったいないよ。
せっかく学ぶんだから『メモを取る』を実践してみてください。
学ぶ姿勢を見せる方法はメモを取ることです。
職場で「メモを取れ」と言われる状況はありませんか。 今の時代、メモを取るよりも録音した方が効率よく、抜けもれなく学ぶことができます。
しかし、メモを取る姿を見せた方が『学ぶ』姿勢を伝えることができます。
あなたも後輩に何か伝えようとしたとき、メモを取る姿を見たら「もっとわかりやすく伝えよう」「メモを取る時間を置こう」このように思うんじゃないでしょうか。
まずは『学ぶ』を見せることを続け、習慣化につなげてください。
良いリーダーは多面的に判断する
良いリーダーは多面的に見ることで判断力を高めていきます。
判断力とは判断までの時間が早い人のことだと思うかもしれませんが、それだけではありません。 判断の速さは経験を積むことで磨かれますが『判断力』は違います。
良いリーダーが身に付けている『判断力』は上司、部下、他部署、お客様などからなる視点を持って判断する力です。
視点を多く持ってることは伝えてください。 伝えることを省略すると「自分のところだけ」「上司の顔色だけ」と伝わる恐れがあるので注意してください。
視点を多面的に持ち『判断力』が高いリーダーは一目置かれる存在になるでしょう。
判断力を鍛えるのは新しい挑戦
『判断力』が向上してるかどうかは、結果が見えないとわからないですよね。
そうだね!
そこで、なにか小さく始めて行動してみよう!
判断力を鍛えるのにおススメなのは新しいことへのチャレンジです。
私たちは何かを始めようとするとき、たくさんの思考が浮かびます。
「うまくいったら」「失敗したら」「始めるのにいくら必要か」「やり方は調べられるか」「教えてくれる場所はあるか」「無料でできないか」
たくさんの思考=多面的な視点となります。
始めるのは小さいことでも大丈夫です。多面的な考え方と結果を経験することで『判断力』は鍛えられので実践してみてくださいね。
良いリーダーはコミュニケーションしやすい
やっぱりコミュニケーションは大切ですよね。
そうだね!
大切なのは話すのがうまいんじゃなくて『コミュニケーションがしやすい』なんだよ!
良いリーダーはコミュニケーションがしやすいです。これは話すのが上手いのではなく、良いリーダーは話しかけやすいのです。
上司、部下の関係では一方的に上司が話すイメージがあると思います。 しかし、私たちは一般的に話してばかりの人に対し良い印象は持ちません。
もちろん、聞いてて楽しい話もあるでしょうが、多くの場合、話を聞いてくれる人に好感を持ちます。
一つの指標として、自分は「いつも話している」or「いつも話しかけられている」この2点を確認してみると良いリーダーに近づいているか確認できますよ。
コミュニケーションがしやすい人はしゃべらない
でも、自分は人とコミュニケーションは苦手で…
得意不得意はあるよね。
ポイントは「しゃべらない」ことだよ!
コミュニケーションがしやすい人は意識的に「しゃべらない」を実践します。
「しゃべらない」とは、自分のことを話す時間を抑えて、相手のことを聞き、相手に話してもらうように会話を続けます。
しゃべらないことで得られるメリットは
- 空気を盛り下げない
- 円滑なコミュニケーション
- 先の展開が読める
コミュニケーションは、話をしている人がその場の主役になります。
良いリーダーは、年齢問わず、相手を主役をするよう「相手を立てる」ことができるので「コミュニケーション能力」が磨かれ、人が集まってきます。
良いリーダーはマニュアルがある
マニュアル?やっぱりマニュアル通りに育成するってことですか?
会社のマニュアルだって経験から作りこまれているからね。
それに加えて、ブレないためのマニュアルを持ってみてください。
良いリーダーはマニュアルを持っているから、ブレずにチームや人材育成に注力できます。
マニュアルとは、手引きやハンドブックを意味します。 ここでは、リーダーのあなたにとってのマニュアルです。
会社の指針や、基準を取り込んだうえで「どうアプローチするのか」が体系的に決められているマニュアルなら、メンバーやチームとの接し方に迷うことがなくなるでしょう。
マニュアルがあれば、目標設定や、判断にも寄与してくれるので、あなた自身のマニュアルを持つことをお勧めします。
読書×経験=良質なマニュアル
リーダーになったばっかりで自分のマニュアルなんて作れないですよ…
メンバーとして活動していた経験も生きると思いますが、おススメは本を読むことだよ!
自分のマニュアルを作るのにおススメなのは読書です。
本には、その道のプロが体験した苦い経験や、成功経験が凝縮され、記載しています。 自分の状況に置き換えて、マニュアルとして取り入れることができれば、失敗を小さくできますし、気づきも早いでしょう。
時代や環境が変わる中「昔はこれが普通」と言ってるだけでは、通用しません。 通用しないからと、方針や内容がコロコロ変わっては、メンバーからは「計画性がない」「考えに芯がない」と思われ、信頼低下につながってしまいます。
読書を通じて、成功法則を知ることはもちろん、大きな失敗を避け、成功が早くなるので実践してみてください。
良いリーダーは責任を把握している
責任とれる人ってやっぱり良いリーダーですよね!
そうだね!
でもね、本当は「責任を取れる人はいない」ってことは知っておいた方がいいかもしれないよ。
良いリーダーは仕事ごとに、どこが責任を持つ部署かを把握しています。
「責任をとれる人がリーダー」その言葉は間違いありませんが、私たちはそんなに大きい存在ではありません。 実際に被害を受ける会社や顧客に対し「ご迷惑をおかけしました」や「会社を辞めます」は責任をとることにはなりません。
できることは、自分のチームが求められている責任の範囲を把握して尽力することです。
まずは「この仕事の責任はどこにあるのか」を把握し、チームと共有することに努めてください。
自分のチームでやり切れるすべてを実践することが「責任能力」の向上につながります。
責任能力の高さ=当事者意識のあるチーム
責任はとれないけど、責任能力は求められるんですよね…
出世するしかないってことですか?
出世できたら嬉しいけど…
実は、責任の範囲を知るとアイデアが生まれてくるよ!
自分たちの責任の範囲で取り組みを続けると、隣のチームのことまで気になります。
これは比べようとしているわけじゃなく、単純に興味が沸いていくるからです。
つまり、責任能力を磨くと当事者意識が芽生えてきます。
「自分ならこうする」「でもうちの責任はここまでだから」
この「心の揺れ」は前向きな感情から生まれている考えです。
責任の枠を超えて提案や協力をするチームが生まれるでしょう。
小さく手を出して、責任を持つ範囲を広げるのは、まさに責任能力の高いリーダーです。
良いリーダーは素早い
仕事の早さは技術的なことですか?
もちろん単純な早さも欲しいですよね!
ここでの素早さは、取り組みはじめを指してます!
良いリーダーは行動が早いです。
行動の早さとは、実際に作業をすることはもちろん、調べる、聞くといった行動も含まれます。
何でもやればいいわけじゃなく、あなたの得意を活かした行動を素早く行ってください。 行動するあなたを見て「なにかやらなきゃ」と考えるメンバーも現れます。
万が一、方向性が間違っていても止めてくれる人も現れるので、まずは先に動くことを意識してみてください。
行動は小さくてもOK
失敗するかもしれないのに行動するのは難しいですよ…
そうだよね。
でも「かもしれない」でしょ?結果がわかってないのに行動しないのはもったいないよ。
上司や、メンバーからの依頼を完璧にこなしたいと思う気持ちは素晴らしいです。
しかし『完璧』は行動を遅くします。もしかしたら行動もできないでしょう。 なぜなら、アイデアは浮かんでるけど実現は不可能と考えるからです。
そこで、可能・不可能を確認するために小さく始めることをお勧めします。
小さく始めるメリットは
- 即行動&結果がわかる
- 小さくならメンバーもできる
- 協力者も多くなる
行動すれば結果も出ますし、小さいプロジェクトなら指揮をメンバーに預けられるでしょう。 また、小さいプロジェクトなら先輩や上司も助言がしやすいので、前向きに行動が進みます。
小さい行動は大きな意味を持つので、小さく始めるを試してみてください。
良いリーダーは伝える
伝えられるほど、知識や技術はないですよ…
リーダーになったばかりだと仕方ないよね。
展開された情報や、フィードバックとかも伝えることで関係はよくなるよ!
良いリーダーはメンバーへの展開を大切にしています。
情報を持っている人が強いといわれるのはその通りですが、一人で知っていっても成果は出せません。
チームへの共有は仕事である以上に、協力を得ることができます。
何も情報を共有せず、知識を持っているのは自分だけの状態でチームより、情報展開を行い、お互い理解しているチームの2つでは、圧倒的に後者の方がチームをまとめられます。
つまり「統率力」はチームへ情報を展開することで磨かれていきます。
情報展開が興味を生む
なんで情報展開だけで統率力が磨かれるんですか?
実は「返報性の法則」が働くんだよ!
私たちは情報展開されると、急に興味を持ちます。
当然、情報の中身に対して興味を持ちますが、あなたに対しても興味を持ってもらえます。「なんで教えてくれたんだろう」 この「なんで」まで合わせて伝えることができれば、あなたの信頼も増していくでしょう。
伝えることで信頼を増し、その気持ちをあなたに返したいとメンバーは協力的になってくれるのは「返報性の法則」といった心理効果が働きますので試してみてください。
良いリーダーは自分を守る
自分を守る?守ってる場合じゃなくて、リーダーなら何かやらないと…
「なにかやらないと」って焦るよね。
「なにかやる」ために自分を守る必要があるんだよ。
良いリーダーは自分を大切にします。
チームで成果を出すのは簡単なことではありません。 苦しい期間を耐えなければならない日々が続くでしょう。 しかし、あなたが苦しんでいる姿ではメンバーが意欲的に協力しようとはしてくれません。
メンバーが意欲的に、協力的に仕事に取り組むためにも、自分を守り「寛容性」を維持してください。
ある物事について、排斥することなく、おおらかに受け入れることができる気質や性質。または、そうした性質がどの程度あるかという度合い。
weblio辞書『寛容性』より引用
メンバーを受け入れるためにも、まずは自分を守り、受け入れる状態を作ってください。
自分を守るセルフコーチング
う~ん…
自分を大切にしたいですけど、誰かに相談ってしにくいですよね…
それなら、自分自身の声を聴くのがいいよ!
自分を守るために、自分自身の声を聴くセルフコーチングを実践してみてください。
セルフコーチングは
- 承認
- 復唱
- 合いの手
3つのステップを踏むことで、自分の内にある本心を聞く手法です。
自分の本心を聞き、行動するのは「寛容性」を回復するために大切な手段です。
「リーダーとして頑張らないと」このようにプレッシャーを感じるのはあなただけではありません。 「誰かに相談できれば」と思ってるのもあなた一人じゃありません。
寛容性が低くなっているなら、自分のため、メンバーのためにもセルフコーチングを試してみてください。きっと気持ちが楽になりますよ。
まとめ:9つの能力を磨いて良いリーダーに近づこう
良いリーダーには9つの能力があるんですね!
一つ一つは大切な能力だから具体的な行動をとって磨いていきたいですね
≪良いリーダーが実践する9つの能力≫
- 目標設定能力…コーチングの実践
- 学習能力…メモを取る
- 判断力…新しいことに挑戦
- コミュニケーション能力…しゃべらない
- 育成能力…読書×経験
- 責任能力…範囲の中で取り組み、当事者意識の醸成
- 行動力…小さく行動
- 統率力…情報展開
- 寛容性…セルフコーチングの実践
求められてる能力を知ると引いてしまいますが、やることは特別なことではないんですね。
そうだね!
やっぱり当たり前のことをコツコツできる人に私たちは惹かれるみたいだから、リーダーになっても続けたいよね!
最後になりますが
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