こんにちは。なみなおです。
こんにちは。ひがしです。
相手の本音を聞くには傾聴することが大切
様々なところでいわれる『傾聴』ですが、具体的にどうやって傾聴すれば本音を引き出せるのか、わからず悩むことってありますよね。
私自身、傾聴しているつもりなのに、相手から本音は出ていないなぁと感じることが多々あります。
そこで『心理学』と傾聴力がある人の行動を照らし合わせたところ、たった一つのテクニックを使っていることが理解でき、正しい傾聴の仕方を実践できるようになりました。
正しい傾聴の仕方を実践することで、後輩自ら考え、やりたいことを提案するようになりました。
この記事を読めば、心理学の観点からわかる、後輩の本音が引き出せる正しい傾聴の仕方を理解できますので読んでみて下さい。
本音を話せるようになった後輩は、あなたを信用し、積極的に協力してくれるようになるでしょう。
傾聴力のある人が実践するたった一つの悩みの聞き方
「傾聴する」って言われてもいまいちピンとこないんですよね。
そうだね。
まずは傾聴力のある人に共通している3つの悩みの聞き方を抑えよう!
≪傾聴≫耳を傾けて、熱心に聞くこと。
goo国語辞書『傾聴』より引用
傾聴の仕方は『聴く』の漢字の作りから「耳と目を傾け心から聞く」と言われていますが、ピンとこないでしょう。
傾聴力のある人は悩みを聞き出す際、たった一つのテクニックを実践しています。
コーチングとは3つの手法を使った会話
コーチングって具体的に何ですか?
会話だよ!
傾聴の始まりは会話からなんだよ!
傾聴力のある人は、悩みを聞くときコーチングを実践しています。
≪コーチング≫
促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力に働きかけ、最大限に力を発揮させることを目指す能力開発法・育成方法論の仮説に基づいた手法の一つ。
ただし、自己啓発セミナーに起源をもつと言うこと以外に世界的に合意された明確な定義は存在しない。
Wikipedia『コーチング』より引用
コーチングの説明は上記の通りになりますが、何をしていいか迷ってしまうでしょう。
そこで、コーチングの書籍『できる上司は会話が9割』では、コーチング=会話と非常にわかりやすく紹介されていましたので紹介します。
≪コーチングとは≫
「会話」により相手の能力や可能性を引き出し、共に成長、発展していく取り組み
書籍『できる上司は会話が9割 「困った部下」が戦力に変わる、コーチングのスゴ技 (単行本) [ 林 健太郎 ]』より引用
コーチングは3つの手法で構成されています。
会話をするうえで『承認』『復唱』『合いの手』ができるようになると、後輩の悩みを解消できるコーチングができるようになります。
コーチングの手法①:後輩を認める『承認』
≪承認≫
そのことが正当または事実であると認めること。
goo国語辞書『承認』 より引用
『承認』って言葉は意味を見てもピンときませんね。
ピンとこないよね。
一言で説明すると相手の存在を認めることだよ!
『承認』を一言で説明すると「相手の存在を認めること」です。
このような声があがってくるのは、後輩やメンバーに向き合っているあなたなら当然です。
仕事の取り組み、家庭での家事、育児の協力などについて、「ありがとう」の一言で終わってしまうことはありませんか。
それどころか「やって当たり前」という考えから「ありがとう」の一言すらないことはありませんか。
そこで
上記4つの観点から、会話の中で『承認』を、テクニックとして実践することで「あっ、認めてもらえてる」と後輩は感じ、本音を話しやすくなります。
コーチングの手法②:後輩の心に寄り添う『復唱』
『復唱』は繰り返すことですか?
そう!後輩の言葉を繰り返すんだよ!
じつは『復唱』は普段の生活や仕事の中でも、よく使われているテクニックです。
「何名様ですか?」 「3名です。」 「かしこまりました。3名様ご案内いたします。」 これも立派な『復唱』です。
多く場合は、教えたことや、お願いしたことの確認として『復唱』をするでしょう。
しかし、確認のための『復唱』は後輩の悩みに寄り添った『復唱』になっていません。
例えば仕事の会話で
後輩からこのような声が上がれば、先輩や上司は、丁寧に説明し直したり、別角度からアプローチして説明することが一般的です。
ですが、困っている後輩を認める『復唱』はされていません。
こんな時「難しい」「わからない」このように困っている後輩の心に寄り添う『復唱』をテクニックとして使ってみてください。
『復唱』があるだけで、後輩は「認められてる」ということを言葉で実感できます。
後輩が「認められてる」と実感できれば、心の距離は近づくでしょう。
『復唱』で心の距離を近づけられたら、少しずつ本音も聞こえてくるようになるので、実践してみてください。
コーチングの手法③:後輩の本音を引き出す『合いの手』
『合いの手』?
『合いの手』だよ!
本音を聞き出すテクニックだよ!
『承認』『復唱』は後輩の過去と現在を受け止めている状態ですが、『合いの手』は未来を引き出すテクニックです。
『承認』『復唱』を繰り返すと、そのうち会話が止まることがあります。
後輩「いや~、ちょっと難しくないですか。」 リーダー「ちょっと難しいと思ってるんだね。」 後輩「はい…。」 リーダー「…。」 後輩「……。」
こういった状況になるとリーダーや先輩は、後輩の納得がするような説明や、答えを伝えることがほどんどでしょう。
しかし、リーダーや上司、先輩が伝えた説明や答えに後輩は納得しないでしょう。
なぜなら、リーダーや上司、先輩と、後輩はやりたいこと、考えてることが違うからです。
こんな時に『合いの手』を使ってみてください。具体的には
…なんかきつくないですか?
この言葉単体で見ると冷たい感じはあるけど、会話の中で使うと案外普通だよ!
後輩「いや~、ちょっと難しくないですか。」 リーダー「ちょっと難しいと思ってるんだね。」 後輩「はい…。」 リーダー「それで、どう思ってるの?どうしたいの?」 後輩「…!?」
いざ『合いの手』を入れると後輩は戸惑うでしょう。
ですが、この状況は
会話のテンポが変わり、考えを整理する必要が出てくるので、後輩にとっては苦しい状況です。
そんな時は、黙って待つを実践しましょう。
考えてる間は、少し離れたり、書類を確認したりすることで考えをまとめる時間を作ってあげるのも有効です。
後輩の心の声を引き出す『合いの手』は、お互いの考えや、メンバーの能力、可能性を引き出し、共に成長、発展していくきっかけにつながる『コーチング』につながっていきます。
コーチングを活かす2つの工夫
コーチングを実践したら、後輩の悩みを解決してあげられるんですね。
そうだね!
「後輩の悩みを解決してあげた」という思いを形にするために2つの工夫を意識しよう!
コーチングの効果を最大限活かすために2つの工夫があります。
コーチングの効果を活かす工夫①:話を聞く準備
話を聞く準備って「心構え」みたいなことですか?
話を聞く位置や、環境のことだよ!
後輩の悩みを聞くうえで、会話しやすい状況を作りましょう。
話しやすい場所や、話しかけやすい位置で会話を始めないと、上辺だけの会話になってしまうので、後輩のためにも話を聞く準備をしてください。
コーチングの効果を活かす工夫②:話を聞く姿勢
話を聞く姿勢って、これも「心構え」みたいなことですか?
会話中の対応方法だよ!
後輩の悩みを聞くときは、話を聞く姿勢に注意しましょう。
黙って話を聞くことで、後輩は考える時間が作れ、やりたいことを見つけようとしまうので、寄り添ってあげてください。
まとめ:傾聴力のある人が実践する方法で後輩の本音に寄り添い悩みを解決しよう
傾聴力なる人は『コーチング』を行って、後輩の本音に寄り添ってるんですね!
『承認』『復唱』『合いの手』の順番で、後輩を認め、応援する会話が信頼関係構築につながるんだね!
【傾聴力のある人が実践するたった一つの悩みの聞き方】
- コーチング
【コーチングとは3つの手法を使った会話】
- 後輩を認める『承認』
- 後輩の心に寄り添う『復唱』
- 後輩の本音を引き出す『合いの手』
【コーチングを活かす2つの工夫】
- 話を聞く準備
- 話を聞く姿勢
改めて、会話って一方通行じゃダメなんですね。
そうだね!
話したり、アドバイスしてる方が「やった感」が出るけど、後輩の悩みは解決しないからね。
悩みの答えは、案外、自分で見つけられるんですね。
最後になりますが
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